御池岳B 
鈴鹿
平成18年10月8日
初秋の御池岳に早い紅葉を見に出かける。京都から名神彦根インターを降り、国道306号線を東に進み鞍掛トンネルを超えれば1時間30分程でコグルミ谷登山口に着く。駐車スペースには車が10台ほど止まっている。

コース  コグルミ谷登山口→40分→長命水→20分→カタクリ峠→30分→丸山分岐→30分→丸山
      →20分→ポタンブチ(30分)→40分→東のボタンブチ→60分→丸山→20分→カタクリ峠
       →50分→コグルミ谷登山口      合計 11q  5時間40分
          鳥瞰図  ルート図  MAP  HOME
     
          御池岳@ 御池岳A 御池岳C


コグルミ谷登山口

丸山の山頂
谷沿いの登山路は大水で以前より荒れ、ルートが少し変わっている。路沿いにはピンクのミカエリソウが見頃となっている。40分程で長命水に着き、冷水で喉を潤し一息入れる。休憩後10分程の岩のところで谷を離れ左にトラバースしひと登りすればカタクリ峠に着く。峠には以前なかった木のベンチが置いてあった。右折し尾根筋を進む。10分程の7合目の標識から道は左に巻いて15分程で谷に下りると8合目の標識がある。谷筋に5分程上がると丸山分岐がある。左折し涸れ沢沿いの道を30分程登るとポタンブチ分岐がある。直進すると5分程で丸山の山頂に着いた。山頂は開け東の三重側の町並みが展望出来る。

山頂のササ原

ボンタブチ
休憩の後分岐まで戻りボタンブチに向かう。小さな林を抜けると目の前にササ原が広がる。ササ原の中の道を10分程でボタンブチに着いた。

ボンタプチの展望

天狗岩
足元は切立った絶壁となっていて御在所岳や雨乞岳など鈴鹿の山並みが一望出来る素晴らしい展望だ。右側の天狗岩の方向には彦根の街並みが展望出来る。素晴らしい展望を楽しみながら少し早いが昼食を取った。

幸助の池

奥の平
昼食後東のボタンブチまで足を伸ばす。5分程で林の中の幸助の池の横を通る。静かな池にはオタマジャクシが泳いでいた。林を抜けると向かう方向に奥の平のササ原が見える。

奥の平の紅葉

藤原岳(東のボンタブチより)
ドリーネの横を通り東へ進む。奥の平は一部紅葉が始まっている。土倉岳への降り口に立ち寄ってからボタンブチから40分程で東のボタンブチに着いた。あたりに咲く紫色のナギナタコウジュの群落が美しい。崖の上からは藤原岳が目の前に展望できる。
帰りは同じルートを通り1時間程で丸山まで戻り、カタクリ峠からコグルミ谷を下り1時間20分程で登山口に戻った。
御池岳の広いカルスト台地は緩い起伏の林まじりのササ原が広がり、見通しも良い。ボタンブチからの展望も良く、いつ来ても気持ちの良い山だ。