燕岳〜常念岳
 長野 北アルプス
平成24年8月4日〜6日
 加藤リーダーの山行に参加した。
北アルプスの入門コース。中房から合戦尾根を燕岳に登り、槍・穂高が見える稜線を常念小屋まで歩き、一の沢を下る人気の表銀座縦走コース。

コース 
 4日 中房温泉登山口→45分→第一ベンチ→30分→第二ベンチ→50分→第三ベンチ
    →50分→富士見ベンチ→35分→合戦小屋→60分→燕山荘
         合計 6q 5時間45分(休憩込) 
 5日 燕山荘→燕岳往復60分→燕山荘→45分→蛙岩→150分→切通岩→50分→
    大天荘→大天井岳往復30分→60分→東大天井岳→80分→横通岳→50分→
    常念小屋  合計 14q 10時間00分(休憩込) 
 6日 常念小屋→40分→最後の水場→150分→王滝ベンチ→40分→古池→10分→
    山の神→15分→一の沢登山口   合計 7.2q 4時間40分(休憩込) 
    鳥瞰図 4日ルート 5日ルート 6日ルート 写真集 MAP HOME
     

中房温泉登山口

合戦小屋
前日穂高温泉のほりでー湯四季の郷に泊り、マイクロバスで中房温泉登山口(トイレ有)に移動。8月の第一土曜で登山者は多い。樹林帯の中を45分程登ると多くの人でごった返している第一ベンチに着く。一息入れた後20分程登ると階段に出てさらに10分程登ると第二ベンチに着く。第二ベンチを過ぎればすこし展望が開け大天井岳に続く稜線が見えてくる。今日は登る人が多く下山する人とで渋滞し50分もかかって富士見ベンチに着いた。今日は遠方はかすんで富士山は見えない。登るに従い花が多くなり展望も開けてくる。40分程で合戦小屋に着いた(トイレ有)。ここでは冷たいスイカが食べられる。8分の1切れで800円だが、一人では多く二人で食べるか16分の1切れ500円にすることをお勧めする。

燕山荘が見える

燕岳へ
スイカを食べて元気が出て燕山荘の最後の登りにかかる。次第に傾斜がきつくなり60分程で燕山荘に着いた。荷物を置いて燕岳を往復する予定だったが、ガスが出てきて登っても景色が見えないので燕岳は明日にする。山荘の周りのコマクサ等の花を楽しんだ後、明日のお天気を期待しビールで乾杯する。夕食後小屋の主のアルペンホルンの演奏があった。翌日4時30分におきて素晴らしい日の出を見ることが出来た。小屋に戻って朝食の後、燕岳を往復する。山頂からは立山から槍ケ岳・穂高連峰まで一望できる。

槍・穂高を見ながらの稜線歩き

蛙岩の先の稜線
小屋の横から槍・穂高を見ながらの稜線歩きとなる。道沿いにはコマクサ等があちこちで咲いている。45分程で蛙岩の岩場を通る。P2699を過ぎると大下りとなり、下りきって少し登ったたところが為右衛門吊岩。

大天井岳へ

大天荘
緩やかな登り道を25分程進むと大天井岳の手前で直進の槍ケ岳への縦走路と分かれ、左の道を上がる。ルートは急登のジグザグ道となり50分程かかって大天荘に着いた。リュックを置いて大天井岳を30分程で往復した後、昼食をとる。小屋では暖かいカップラーメンが400円で食べられる。

常念小屋が見えてくる

一の沢 最後の水場
昼から少しガスは出てきたが槍・穂高は良く見える。涸沢の雪渓とヒュッテも望める。60分程で東大天井岳の右を巻いて、さらに80分程で横通岳の右を巻く。横通岳を過ぎると常念乗越への下りとなる。眼下に常念小屋が見えるがなかなか近づかない。ビールが待ってると言い合いながら70分程もかかって常念小屋に着いた。小屋の食堂からは槍ケ岳が目の前に見える。明日朝食前に常念岳に登る予定で寝たが夜中に激しい雷雨があり、朝になっても雨模様で常念岳に登るのは中止となった。常念乗越から一の沢を下山にかかる。ダケカンバの林の中をカッパを着て下る。7分程で第三ベンチ、6分程で第二ベンチ、15分程で第一ベンチを通る。さらに13分程下ると沢筋に出て最後の水場がある。ここからは花の多い沢沿い道となる。

崖の道

一の沢登山口
沢を渡ってしばらく高巻の崖道を歩いて再び沢沿いとなり、何度か沢を渡り返して150分かかって王滝ベンチに着く。古池を通って50分程でトチの大木がある山の神に着く。傾斜は緩くなり15分程で一の沢登山口に着いた(トイレ有)。迂回したマイクロバスに乗り、初日に泊まったほりでー湯四季の郷の温泉で汗を流して帰路に着いた。