五十名山

国分寺道から南尾根(三重県亀山市〕

46 明星ヶ岳(みょうじょうがたけ)560m

麓の国分寺から短時間で歩ける周回路

明星ヶ岳(東名阪自動車道より)
----------------------------
登山口→山道→下山口
難易度 A B
安全度 B A
体力度 B A
------------------------------------------------------------

東名阪自動車道を走ると、亀山市街から関にかけて、高度は低いが人里に近いためか、堂々とそびえる山が明星ヶ岳である。秀麗な山容に加えて、山腹の国分寺から短時間で歩ける解りやすい登山道が通じ、最高点の西峰は四周に大展望が開いて、ファミリーハイクで楽しめる鈴鹿では数少ない山である。

虚空蔵菩薩を本尊とする国分寺までは、上白木からの参道もあるが、白木一色側の駐車場から歩くと、帰路は寺へ戻らずに駐車場へ直接戻る周回ルートもあり、集落の裏手には三角点の山(点標名・一色)もある。

関駅から北方向にほぼ一直線に走り、亀山工業団地を過ぎた所で分岐を左にとると、すぐに白木一色の集落に着く。分岐を左折して集落の中から細い農道を少し走り、国分寺の広い駐車場から歩き始める。国分寺まではすぐ先の分岐で右の道を登ると、広い掘割道を一歩きして石仏や幟旗で賑わう境内に出て、鐘楼の左から道標のある登山道に入る。

山腹の細道をジグザグと登って小尾根に乗り、ピークに出た所で道標を見て左折する。倒木を避けながら緩く下り、鞍部から登りに転じると、ほぼ一直線の尾根筋となり、木の根をつかむ急登で息が切れるころ、ようやく傾斜が緩み、雑木の切れ間から亀山市街の展望が開く場所に出る。

そのすぐ先で山頂手前のピークを過ぎると、植林下の平坦な広い道に変わり、緩く下って登り返すと三角点を埋めた東峰に着く。木立で展望は薄いがたくさんの登頂記念札を下げた山頂から、さらに尾根を緩く下り、倒木の多いヤセ尾根を越えて最高点の西峰に着く。

●南鈴鹿の展望を楽しむ

四周に展望が開き、わけても野登山から高畑山にかけての「南鈴鹿の展望台」にふさわしい景観を楽しみ、来た道を戻って帰路につく。東峰とその東のピークを過ぎ、急降下が始まる所で尾根の分岐に出て、往路の国分寺道を離れて右手の尾根に入る。

尾根の傾斜は往路より緩やかで歩きやすく、植林と雑木の境をほぼ一直線に下ると、雑木が消えて植林下になって広い切り開きも細くなるが、尾根芯を外さずに下りきると谷の前で山道に出る。右折して谷を渡ると谷沿いの良い道になり、少し先で国分寺道へ出る巡視路の道標もあるが、そのまま谷沿いを歩くと、やがて道は林道風に広くなり、駐車場近くの往路で分けた分岐に出る。

【足を延ばせば】白木一色の集落裏に、三角「点峰「一色」がある。三角点巡りのつもりで立ち寄るときは、集落端の家の脇から橋を渡り、畦道を歩いて裏へ出て、踏み跡を見つけて高所へ登ると、十分ほどで山頂に着く。【上白木参道】JR亀山駅から国分寺バス停下車。少し西へ出ると大きな石灯籠と看板を立てた参道口に着く。簡易舗装路を山手に向かうと、石仏や赤い幡が現れて二十分ほどで中腹の国分寺に着く。地図参考ルート。

【アプローチ】

□車・JR関西線関駅から北へ38キロで登山口(駐車場)

交通JR関西線亀山駅から国分寺ロバス停、徒歩10分。

【その他の登山道】

◇明星橋から東尾根(東峰へ直登る尾根)

明星橋から国分寺道(林道から分岐で合流)

明星ヶ岳(東名阪自動車道より)

東名阪自動車道を走ると、亀山市街から関にかけて、高度は低いが人里に近いためか、堂々とそびえる山が明星ヶ岳である。秀麗な山容に加えて、山腹の国分寺から短時間で歩ける解りやすい登山道が通じ、最高点の西峰は四周に大展望が開いて、ファミリーハイクで楽しめる鈴鹿では数少ない山である。

虚空蔵菩薩を本尊とする国分寺までは、上白木からの参道もあるが、白木一色側の駐車場から歩くと、帰路は寺へ戻らずに駐車場へ直接戻る周回ルートもあり、集落の裏手には三角点の山(点標名・一色)もある。

関駅から北方向にほぼ一直線に走り、亀山工業団地を過ぎた所で分岐を左にとると、すぐに白木一色の集落に着く。分岐を左折して集落の中から細い農道を少し走り、国分寺の広い駐車場から歩き始める。国分寺まではすぐ先の分岐で右の道を登ると、広い掘割道を一歩きして石仏や幟旗で賑わう境内に出て、鐘楼の左から道標のある登山道に入る。

山腹の細道をジグザグと登って小尾根に乗り、ピークに出た所で道標を見て左折する。倒木を避けながら緩く下り、鞍部から登りに転じると、ほぼ一直線の尾根筋となり、木の根をつかむ急登で息が切れるころ、ようやく傾斜が緩み、雑木の切れ間から亀山市街の展望が開く場所に出る。

そのすぐ先で山頂手前のピークを過ぎると、植林下の平坦な広い道に変わり、緩く下って登り返すと三角点を埋めた東峰に着く。木立で展望は薄いがたくさんの登頂記念札を下げた山頂から、さらに尾根を緩く下り、倒木の多いヤセ尾根を越えて最高点の西峰に着く。

●南鈴鹿の展望を楽しむ

四周に展望が開き、わけても野登山から高畑山にかけての「南鈴鹿の展望台」にふさわしい景観を楽しみ、来た道を戻って帰路につく。東峰とその東のピークを過ぎ、急降下が始まる所で尾根の分岐に出て、往路の国分寺道を離れて右手の尾根に入る。

尾根の傾斜は往路より緩やかで歩きやすく、植林と雑木の境をほぼ一直線に下ると、雑木が消えて植林下になって広い切り開きも細くなるが、尾根芯を外さずに下りきると谷の前で山道に出る。右折して谷を渡ると谷沿いの良い道になり、少し先で国分寺道へ出る巡視路の道標もあるが、そのまま谷沿いを歩くと、やがて道は林道風に広くなり、駐車場近くの往路で分けた分岐に出る。

【足を延ばせば】白木一色の集落裏に、三角「点峰「一色」がある。三角点巡りのつもりで立ち寄るときは、集落端の家の脇から橋を渡り、畦道を歩いて裏へ出て、踏み跡を見つけて高所へ登ると、十分ほどで山頂に着く。【上白木参道】JR亀山駅から国分寺バス停下車。少し西へ出ると大きな石灯籠と看板を立てた参道口に着く。簡易舗装路を山手に向かうと、石仏や赤い幡が現れて二十分ほどで中腹の国分寺に着く。地図参考ルート。

【アプローチ】

□車・JR関西線関駅から北へ38キロで登山口(駐車場)

交通JR関西線亀山駅から国分寺ロバス停、徒歩10分。

【その他の登山道】

◇明星橋から東尾根(東峰へ直登る尾根)

明星橋から国分寺道(林道から分岐で合流)