大沢集落から三山周回

99 大沢竜王山336m

源田351m

ツヅロウ420m

土山町の低山を巡る

大沢滝王山(西の尾根より)

土山町役場前の国道から南へ入ると、広い道が山間に通じていて、すぐに大沢集落に着く。この付近から南の大原ダムにかけても、低い山域が拡がっていて幾つかの三角点峰がある。そこで冬の日だまりハイクに、大沢から大沢竜王山・源田・ツヅロウの三山を、周回するコースで歩いた。ところが驚いたことに、地形図に無い第二名神高速道路が尾根を分断し、インター接続道路の造成と古い集落道が交錯して、現在地すら解らない状態で、二度歩き直してようやく纏めたが、一部で造成中の接続道を利用した。勿論高速道完成後は歩けないが、並行する尾根通しよりかなりの時間短縮になる。

バス停のある大沢公民館付近に駐車して歩き始める。正面に見えるのが常楽寺で、寺の右から広い山道へ入るとすぐに分岐に出る。左折して踏み跡の薄くなる溝地の前で高所のピークへ登り、左折して峠状の切り通しを二回越えると、小広い場所に、八大竜王の祠と杉の古木が立つ大沢竜王山に着く。山頂から先へ出ると良い尾根道に変わり、笹藪を避けた巻き道から尾根に戻ると、すぐにネットを張ったピークに出て、左折してネット沿いに降ると、良い尾根道を一歩きで車道Aに出る。右折して谷を過ぎた所から古い山道へ入り、突き当たりで土手を越えると高速道の造成地へ出る。造成地を少し歩き、左へ分岐する舗装路へ移ると、地道が山道になった所でオカト峠に出る。山腹を巻く近道もあるが、右折して尾根に乗ると、南西方向の好展望がピーク迄続いている。その先から尾根は防護壁や分断で歩けないので、左の植林下へ降り、杣道に出て右折すると車道Bに着く。右折して二股道の左へ入り、高速道を潜ってすぐダムの右に出て、テープのある所から低い尾根に乗り、ネット沿いを過ぎた高所で源田(三角点)に着く。山頂から右に降る良い尾根道に注意して、藪を分けて南東の尾根を降る。右手からの尾根と合流するピークに出て左折し、次のピークを右折する。所々に立つ町界の赤杭も目印にして尾根を進み、左前方に林道の見えるピークから、藪を避けて植林下を降って笹の深い道に出る。この先の尾根も藪が深いので、右折してネットを張った伐採地に出て、ネット沿いに奥へ歩き、池のある平坦地から笹を分けて尾根の鞍部に出て、右折した高所でツツロウに着く。展望もなく四隅の欠けた三角点のある狭い山頂から、帰路は来た道を分岐迄戻って林道へ降る。車道Bから直進して造成中の道路に出て、途中で地道へ入ると駐車地近くの集落へ出る。(そのまま直進しても大差は無い)