笹ケ岳738.8m 
滋賀
平成19年2月11日
 信楽の最も高い山、笹ケ岳。登りも下りも急峻だが山頂までは1時間あまりで登れ、山頂の展望は良い。山頂近くの廃寺跡の古井戸ではかって雨乞いが行われ今も清水をたたえている。今回は東登山路を登り西登山路へ下りる周回コース。

コース 東登山口→70分→笹ケ岳山頂→15分→古井戸→15分→山頂(35分)→15分→分岐→
     40分→西登山口→10分→東登山口   合計 5.7q 3時間20分
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笹ケ岳

東登山口
信楽からR422を東に走り、南新田の火の見櫓のところに東登山口がある。路肩が広がったところに車を置いて登山路を進む。明確な登山路は桧林の中の急斜面を登っていく。

大岩

山頂近くの笹道
所々大岩があり35分程で尾根筋に出て右折する。登山路は背の低い笹を切り開いた急斜面となり35分程で山頂に着く。

山頂

山頂の展望
山頂には信楽らしく大きな狸が置かれいる。山頂は北が開け信楽の街や飯道山・阿星山などが一望出来る。山頂にある案内板にはかって薬師様を本尊にした寺があり、仏様にお供えする水を汲んだという古井戸には今も水をたたえ続けている。かってこの井戸のまわりで雨乞いをしたといわれる。元旦の朝にはこの井戸から黄金の鶏が現れ時を告げるという伝説があり、西方にある滝の名も鶏鳴の滝と名ずけられたとある。山頂から南に15分程下った廃寺跡と古井戸に立ち寄ってみるのも良い。

廃寺跡・古井戸

春の便りを見つけました
南に7分程進むと分岐があり左の廃寺跡・諏訪方面に下っていく(右は平不動尊・雨乞い岩へ)。仏塔が描かれた岩の横を通り7分程で開けた廃寺跡に着く。小さな井戸は綺麗な水を湛え、側に黄金色の陶器の鶏が置かれていた。山頂に戻り尾根を西に進む。12分程で右折し急斜面の下りとなる。25分程で傾斜は緩やかとなり背の高い笹原に出てまもなく林道となり田の横を通り車道に出る。右折し10分程で車を置いた東登山口にもどる(西登山口は左折する)。