桟敷ケ岳 
京都
平成19年9月16日
京都の洛北にある桟敷ケ岳は市街地から20km程奥の靜かな山里にある。麓の志明院(岩屋不動)はかって修行場があり、初夏にはみごとなしゃくなげの花が咲く。

コース  岩屋橋→30分→志明院→20分→薬師峠→45分→岩茸山→35分→桟敷ケ岳30分→20分→
      ナベクロ峠→25分→祖父谷峠→10分→林道→50分→車止→10分→岩屋橋
      合計 12.7km 4時間45分 
          鳥瞰図  ルート図  MAP  HOME

岩屋橋

岩屋不動志明院
帰りの長い林道歩きを省略しようと岩屋橋から3.5km程上がった祖父谷林道を3.5kmあがった車止めに折りたたみ自転車を置き岩屋橋の手前の路肩の広いところに車を止める。岩屋橋のバス停の左の橋を渡って志明院まで車道を歩く。道沿いの草花を見ながら30分程で志明院に着く。境内の撮影は許可が必要で初夏にはしゃくなげが見事に咲くそうだ。右の細い山道を登る。

薬師峠の六地蔵

二次林の山道
沢沿いに10分程登ると大岩があり右折し右の谷を登る。10分程で六地蔵のある薬師峠に着いた。直進すると大森に下り、左に上ると岩屋山に上がるが、桟敷ケ岳には右折し気持ちの良い二次林の尾根を進む。

岩茸山

反射板
次のピークの右を巻いて源頭のような場所に出る。踏み跡が不明朗になった源頭を尾根に上がると踏み跡があり、まもなく岩茸山に着いた。山頂は木々が茂り展望は無い。薄い踏み跡は所々不明朗だが尾根芯を歩き、20分程で反射板に出る。

展望

桟敷ケ岳山頂
廻りこんで進むとすぐに展望の良いところに出る。比叡山から京都市内が一望出来る。景色を楽しんだあと5分程で鉄塔に出る。東西に開け京都の北山の山並みが展望出きる。鉄塔から少し下って登り返すと桟敷ケ岳に着いた。山頂は開け20〜30人が休憩でき、東に比叡山が展望出きる。展望を楽しみながら昼食を取った。

林道に出る

岩屋橋の洛雲荘
休憩後北のナベクロ峠を目指す(東側のリボンから急斜面を下り祖父谷林道に直接降りるコースもある)。明確な起伏の少ない山道を20分程でナベクロ峠に着く。直進すると飯盛山へ続く国境尾根だが、右折し右の谷へ下りるが、谷は倒木が多く歩けない(以前来たときはこの谷筋を降りたと思ったが)。止む得ず左の尾根に上がると電力会社の巡視路があった。右折し前の鉄塔を目指して巡視路を下ると祖父谷峠に着いた。右折し10分程祖父谷を下りると堰堤があり、林道に出る。50分程土道の林道を下りると自転車を置いた車止めに着いた。ここから徒歩だと1時間程の舗装の林道歩きとなるが当方は自転車で一気に下って10分程で車を置いた岩屋橋まで戻った。岩屋橋には古い料亭洛雲荘がある。