西陣界隈
京都
2017年3月8日
応仁の乱で山名宗全が本陣を置いたことから「西陣」と言われる。西陣織製造の中心地で今も町屋で機織りの音が聞こえ、上八軒の盛り場がある。この界隈の古くからいわれのある沢山な神社仏閣を廻る。

 コース JR円町駅→20分→椿寺→5分→大将軍八神社→10分→北野天満宮20→5分
      →御土居→5分→たかしま食堂60分→5分→平野神社5→20分→千本釈迦堂
      →15分→釘抜き地蔵→10分→千本閻魔堂→10分→猫寺→10分→妙蓮寺→10分
      →宝鏡寺→15分→西陣織会館→5分→晴明神社→10分→堀川中立売バス停
         合計 9.5km 5時間00分(休憩含む)
         ルート図 写真集 MAP HOME


地蔵院(椿寺)

大将軍八神社
JR円町駅を出て西大路通りを北に上がる。一条通りを右折すると地蔵院(椿寺)がある。境内には色々な椿の木があるが、書院前の五色八重散椿が有名。本堂の地蔵菩薩は行基作と伝えられている。山門を出て東に5分程歩くと大将軍八神社がある。平安京造営のおり御所の北西の守護として大将軍が祭られ、後に八将神(暦神)が習合されたのが社名の云われ。

北野天満宮

天満宮の梅
山門を出て北に進み今出川通りに出て右折すると北野天満宮の鳥居がある。境内には参拝者が多く梅林の横を通って本殿に向かう。本殿の傍にも紅や白の梅が咲き誇っている。

御土居

平野神社
北門を出て神屋川の手前を北に入ると秀吉が作った御土居が残る。戻って神屋川を渡って北に入った「たかしま食堂」で和食の盛り合わせ定食をとった。戻って西に向かうと平野神社の境内に入る。

十月桜

千本釈迦堂
多種類の桜があることで有名だが、今はシーズン前で十月桜が綺麗に咲いていた。北野天満宮の東門に戻り五辻通りを東に進む。七本松通りを渡って千本釈迦堂に着く。境内には禍避けのおかめ塚がある(家の建築の上棟式でおかめを飾るいわれの始まり)。

釘抜き地蔵

千本閻魔堂
千本通りに出て釘抜き地蔵にお参りする。弘法大師の創建でもろもろの苦しみを抜き取ると言われている。釘抜きと2本の釘の絵馬が沢山祭られている。千本通りを北に進むと千本閻魔堂に着く。本堂の中の小窓から恐ろしげな閻魔さんの目と大きく空けた口が見える。

称念寺(猫寺)

妙蓮寺
寺の内通りを東に進み称念寺(猫寺)にお参りする。境内には這うように枝を伸ばした松の木がある。猫の霊を厚く守護し動物供養も行っている。寺の内通りに戻り東に10分程進むと日蓮宗の京都21ケ寺の本山妙蓮寺に着く。

宝鏡寺

晴明神社
堀川通りを東に渡ると人形寺で有名な宝鏡寺がある。本堂では今はひな人形等の人形展が開かれている。堀川通りに戻り南に進み、今出川通りを渡り西陣会館に入る。中では着物ショーや織機の実演が行われ西陣織の商品も売られている。堀川通りに戻り南に向かうとすぐ一条戻り橋があり、西側には今人気スポットの陰陽師阿倍晴明を祀る晴明神社がある。堀川通りを少し下った中立売通りのバス停からバスに乗り京都駅に戻った。