三輪山
 奈良
平成21年7月23日
大国主神が、 自らの幸魂(さきみたま)・奇魂(くしみたま)を三輪山にお鎮めになった日本最古の大神神社の御神体の三輪山に登り、古代の遺跡が多い山辺の道を歩く。山辺の道は曲がり角や畦道の様な細い道も多いが標識が整備されている。

コース 近鉄桜井駅→44分→大神神社→10分→狭井神社→50分→三輪山→40分→
     狭井神社→25分→桧原神社→30分→大兵主神社→45分→長岳寺→20分
     →JR柳本駅     合計 15q 5時間00分(休憩込) 
       鳥瞰図 ルート図 MAP HOME


金屋の石仏

三輪山平等寺
近鉄桜井駅を出て駅前を東に向かう。車道が北に曲がるところから直進の路地に入りJRの線路を渡り次の四つ角を左折し北に向かう。川を渡って車道に出て踏み切りを渡りすぐ北への旧道に入る。古い家並みの道筋には弘法大師霊水、春日社を通り18分程で左折し車道に出る。正面に大きな三輪山極楽寺が見える。車道を右折し橋を渡って次の四つ角を右折し西に歩く。JRの踏み切りを渡ると天理教の大きな教会の西角を左折し北に進む。喜多美術館の前を通って山辺の道に出会う。三差路を右折し2分程で金屋の石仏がある。お堂の中の石仏は右が釈迦で左が弥勒といわれる。三差路に戻って北に向かう。5分程の三輪山平等寺は聖徳太子が開かれた寺で、立派な本堂と二重の塔がある。

大神神社

狭井神社
境内の西口を出て山辺の道に出て右折し5分程で三輪山大神神社に着いた。お参りの後北に5分程の狭井神社に登山口がある。入山料300円を払って襷をお借りし参道を登る。山は大神神社の御神体で撮影や飲食は禁止されている。階段を上がって巻き道を進み7分程で沢に出る。沢沿いに10分程登ると三光の滝社の行場に着く。ここから沢を離れ急な階段を登る。尾根筋に出て整備された山道を登る。

三輪山 奥社

大和の青垣を望む
25分程登ると奥社の高宮神社に着く。お参りしてさらに3分程進むと奥津盤座がある山頂に着いた。お参りの後同じ道を下山し40分程で狭井神社に下り襷をお返しする。境内を出て右折し北に向かう。20分程で謡曲「三輪」の由緒の玄賓庵の古い建物に出る。そこから5分程で桧原神社の先から眺めの良い場所を通る。大和は国のまほろば たたなづく青垣 山ごもれる大和し美(うる)わし と古事記に歌われる大和の青垣の展望が広がる。車道に出て左折し7分程で車道を離れ山辺の道は北に向かう。

大兵主神社

崇神天皇陵
すぐの分岐を右に進み2分程の分岐でもう一度右に登る。川を渡って次の四つ角を右折し東に進む。相撲の始まりの地、カタヤケシ(相撲神社)を通り8分程で大兵主神社に着いた。四つ角に戻って西に進み2分程の標識を右折し路地を北に進む。古代の神祭りの地のひもろぎ遺跡を通り10分程で景行天皇陵の横を通る。さらに13分程北に崇神天皇陵がある。

トレールセンター

長岳寺山門
車道に出ると蕎麦屋があり右折した先には山辺の道トレールセンターの休憩所がある。その先の三差路を右折すると弘法大師が開いた長岳寺に着く。山辺の道はまだ半分程で天理まで続くが時間の都合で今回はここまでとして長岳寺から西に進み20分程でJR柳本駅に着いた。