松尾寺山 
滋賀
平成19年2月18日
松尾寺山は山頂直下にかって山岳信仰の霊地として栄え、坊は50もあった松尾寺跡がある。鎌倉中期に建てられた国の重要文化財の石造九重塔のほか、御本尊飛行観音、影向石、斧割水、鐘イリ場、1本橋、ハサミ岩、夫婦杉の七不思議を廻ってみるのも良い。二本杉からの展望は良く琵琶湖が一望できる。今回は松尾寺山から地蔵峠を経て南の八葉山までの靜な尾根道を歩くコース。

コース  醒ケ井養鱒場の駐車場→40分→松尾寺跡→20分→松尾寺山(二本杉往復20分)→10分
      →地蔵峠→20分→鉄塔→20分→八葉山→35分→地蔵峠→15分→林道→35分→
      醒ケ井養鱒場の駐車場    合計3時間35分   9.3q
         鳥瞰図  ルート図  MAP  HOME


醒ケ井養鱒場の駐車場

ゲバントハウス
醒ケ井養鱒場の駐車場(有料)に車を置いて林道を上がる。10分程の分岐を右にとる。ゲバントハウスの前を通り20分程で直進の道と合流し10分程で松尾寺の入口に着く。

松尾寺の入口

松尾寺本堂跡
入口を潜って左折し石段を上がると松尾寺本堂跡がある。重文の九重塔と土蔵が残っている。山頂へは境内の右側から急な道を登る。

二本杉

展望
鉄塔を通り15分程でベンチのある分岐に着く。三角点は少し右に入ったところにある。もう少し先に進むと共同アンテナの先に大きな二本杉がある。(1本は倒れている)共同アンテナの前からは展望が開け琵琶湖が一望できる。

地蔵峠

靜かな自然林の尾根
ベンチのある分岐まで戻って尾根道を南に進む。10分程で大きな夫婦杉がある地蔵峠に着く。根元には地蔵(大日如来)が置かれている(右は西坂に下り、左は松尾寺跡に出る)。峠から先は歩く人が少なく踏み跡は薄い。3分程で反射板を通り、次のピークを登り返す。靜な自然林の尾根を20分程歩くと鉄塔に出る。鉄塔からは展望が開け琵琶湖が一望出来る。

八葉山の山頂

勧善院跡
八葉山の登りは急な傾斜で少しブッシュとなっていて倒木もあり分かりづらい。左に廻りこんで20分程で山頂に着く。山頂の展望は無く火の用心の標識に八葉山と書きこまれている。同じルートを35分程で地蔵峠まで戻り、右折し東に下りる。勧善院跡の前を通り、15分程で松尾寺跡入口手前の林道に出る。右折し林道を下りる。歩き易い林道を35分程で醒ケ井養鱒場の駐車場に戻る。