甲良せせらぎ郷
滋賀 湖東
2018年10月10日
藤堂高虎と配下築城の棟梁甲良豊後守宗廣の生誕地である甲良にはその遺跡が残る。鈴鹿の山々を背景として今はせせらぎの郷として多くの水辺も整備されハイキングコースとして楽しめる。

 コース 近江鉄道尼子駅→20分→甲良神社→15分→住泉寺→2分→土塁公園→5分→
      八幡神社・和の家20分→5分→住覚寺→6分→藤堂高虎公園→2分→ドラッグストア(トイレ休憩)
      →10分→古川の径→20分→道の駅せせらぎの郷甲良50分→10分→
      甲良東小学校跡(図書館15分)→10分→八幡社・せせらぎの径→10分→
      甲良豊後守宗廣記念館40分→8分→神明の滝・二階堂宝蓮院址→30分→尼子駅
         合計 8.5km 5時間10分(休憩含む)
          ルート図 写真集 MAP  HOME
         

甲良神社

土塁公園
彦根駅から近江鉄道に乗り尼子駅で降りる。待っていた観光ガイド(半日1,000円)さんの案内により甲良神社にお参りする。七世紀天武天皇の皇子の生母である尼子姫が筑後の宗像神社より式内宿祢命を勧請され建てられた。境内の旧本殿は国の重要文化財に指定されている。次に鎌倉時代より続く住泉寺により、本堂の横から尼子土塁公園に出る。室町時代京極高久の城址でその次男は出雲の大大名尼子氏である。

和の家

藤堂高虎公園
次に寄った八幡宮は江戸時代藤堂高虎が石清水八幡宮を勧請し建てられた。子孫繁栄を訴願する為植えられた藤棚がある。八幡宮の前に昨年度開業されたお食事処和の家(火・水休み)には藤堂高虎の資料の写しと少し民具が置かれている。次に寄った藤堂高虎公園には藤堂高虎像があり、藤堂家ゆかりの石灯篭や残念石(大阪城修復時加茂町に残された石)等がある。

古川の径

道の駅せせらぎの郷甲良
すぐ東の郊外ショッピングストアでトイレをお借りする。10分程で休憩所のある水辺古川の径を通る。周りは鈴鹿の山々を背景に農地が広がり懐かしい風景が広がる。国道303沿いに出て道の駅せせらぎの郷甲良でお昼休憩を取る。

甲良東小学校跡(図書館)

せせらぎの径
次に訪れた旧甲良東小学校(現在は町立図書館)は昭和8年に作られた総檜造りの校舎で、中を見ることが出来る。見学の後西に10分程の八幡宮の前から川の中のせせらぎの径の踏み石を歩く。

甲良豊後守宗廣記念館

神明の滝
次の法養寺の里の中に甲良豊後守宗廣記念館がある(要予約0749-38-5069)。藤堂高虎配下の宮大工の棟梁で築城や日光東照宮の造営にあたった。駅への戻り道に神明の滝・二階堂宝蓮院址を通って30分程で尼子駅に戻る。帰りは駅からバスでJR河瀬駅に出て帰路に着いた。