キリシタン自然歩道
大阪 北摂
2019年7月7日
茨木の山間部の下音羽の里からキリシタン資料館を経て安威バス停までのキリシタン自然歩道を歩く。
かって茨木・高槻の山間部の里はキリシタン信仰の中心地で隠れキリシタンの貴重な資料が発見されている。

 コース 下音羽バス停→高雲寺→20分→下音羽城址→20分→あじさい群落→30分→忍頂寺バス停→45分
      →キリシタン資料館45分→20分→展望台30分→30分→八幡神社→35分→おさん茂平碑→30分→
      阿為神社・大龍寺→10分→安威バス停
         合計 13km 5時間10分(休憩含む)
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高雲寺のキリシタン墓

下音羽城址の掘割
下音羽バス停で降りて少し戻り高雲寺の石段を上がる。寺は工事中で足場が組まれ分かりにくいが本堂の右側に丸いキリシタン墓が二基置かれている。舗装道を西に降りて車道に出たところで草刈りをしていた地元の方に下音羽城址への登り道を尋ねる。少し先の建物を右折しすぐ右に入る山道を上がる。尾根に上がるとヤブぽい道を南に進むと掘割があり本丸らしき小山がある。

あじさいの群落

キリシタン資料館
車道に戻ってあじさいの群落地に向かう。下音羽に戻ってバス通りを忍頂寺に向かう(後から茨木市のハイキングマップを見るとあじさい群落地から直接忍頂寺へ抜ける道があるようだ)。忍頂寺の交差点を過ぎたところで右にキリシタン自然歩道の矢印があり入ってすぐの家を左折する。畦道の様な道はやがて良く踏まれた古道となり切割や竹藪を通って30分程でカフェの前に出る。古い民家を改造し前に駐車場があり何組かのお客さんがあるようだ。4分程で天満宮があり、急な階段を登ってお参りする。下りは車道を降りたところで右折し10分程で茨木市立キリシタン資料館に着く。隣の東家で発見されたフランシスコ・ザビエルの像(重文)・マリア五義図の複製やメダイ(コイン状の聖像等)やキリシタン墓石が展示されている。DVDで千堤寺・下音羽地区の隠れキリシタン遺跡の説明がされている。

展望台

石灯
資料館を出て右に進み10分程で車道を横切り2分程で展望台の矢印から右に入る。5分程で茨木市内賀一望できる新名神傍の展望台に着きお昼休憩を取る。階段を下って新名神沿いに出て陸橋を渡ってまもなく右の道に入る。古い家並の道を20分程で大きな石灯がある。

天満神社

おさん茂平碑
10分程の八幡神社の矢印を左に入りお参りする。6分程で幹線道路に出て渡ってS字に旧道を進む。幹線道路に出て8分程で山手台の住宅地に入る。住宅地の中の最短路を通って外周路に出る。おさん茂平恋道中(当地で心中した)の碑があり傍に移築した長ケ淵古墳がある。

阿為神社

大念寺
25分程の学校横に阿威古墳があるが草が茂り中には入れない。学校の先で右に道に入り、7分程で阿為神社に着く。本堂にお参りして参道を下りたところの大念寺前を通って8分程で安威バス停に着く。