笠置山
 京都 南部
平成24年12月9日
JR大河原から東海自然道を歩き笠置山三角点に登ってから笠置寺行場を一周する。
笠置寺行場は大きな磨崖仏や胎内くぐり等の岩場があり、ゆるぎ石等の展望良いところがある。

コース JR大河原駅→60分→沈下橋→40分→発電所傍踏切→40分→笠置山→20分→
     東海自然道出会→10分→笠置寺山門→行場周回35分→笠置寺山門→15分→
     行宮遺碑分岐→10分→木津川公園→10分→JR笠置駅
      合計 12.5q 4時間30分(休憩込) 
         鳥瞰図 ルート図 写真集 MAP HOME
       

JR大河原駅の西側で沈下橋を渡る

甌穴(おうけつ)
JR大河原駅の西側の沈下橋を渡って南大河原の里に入る。恋志谷神社にお参りしてから里道を西に進む。川沿い道となり恋志谷神社から15分程のところに十一面観音の磨崖仏がある。4分程で車道を離れ右の地道に進む。5分程のところに木津川辺り地蔵がある。道は次第に細くなり木津川の堰と対岸の水門の先でJR関西線の線路下を潜る。まもなく沈下橋が見え車道に出る。左折し東海自然道の車道を山手に進む。飛鳥路の里に入り天照御門神社に立ち寄る。道は布目川に架かる橋を渡って布目川沿いのとなる。河原に下りると岩が削られ窪んだ甌穴がある。

発電所の先の踏切で左の山道を登る

笠置山三角点
笠置山の三角点へは発電所の先の小さな踏切から左の山道を登る(一般ハイキングコースは踏切を右に渡る)。急な登りを200m程上がりゴルフ場沿いに進むと踏切から40分程で右三角点の標識から右に上がると笠置山の三角点がある。残念ながら木々に囲まれ展望は無い。ルートに戻りそのまま西に進む。道は次第に広くなり20分程で東海自然道に出て右折する。

弥勒菩薩磨崖仏

虚空蔵菩薩磨崖仏
7分程で笠置寺山門への分岐を左の山門へ向かわず右にとるとすぐベンチのある休憩所がある。休憩したあと六角堂遺構を通って10分程で笠置寺の境内の毘沙門堂に着く。入山料300円を払って行場に入る。正月堂の前の大岩に弥勒菩薩磨崖仏がある。火災で焼かれて御姿が消えているが正月堂の中にデジタル復元された像がある。傍に十三重塔と見上げる笠置岩がある。少し下って大岩に囲まれた千手窟と大岩に刻まれた虚空蔵菩薩磨崖仏がある。

ゆるぎ石からの展望

ヘアピンカーブのところの行宮遺碑分岐
胎内くぐり岩の岩の間を通り、太鼓岩を潜ってゆるぎ岩に上がる(岩の中心でバランスがとれ手で動く)。東側の展望が開け木津川が見渡せる。平等岩に上がってから蟻の戸渡りの細い岩の間を通り二の丸跡に上がる。少し下って貝吹き岩(かって戦のあり法螺貝が吹かれた)は西側の展望が開け笠置駅が見下ろせる。落ち葉の絨緞のもみじ公園に下りて休憩する。公園から上がり後醍醐天皇の行在所の階段を上がる。弥勒菩薩磨崖仏の上の岩場の横を通って階段下に戻る。大師堂を通って行場入り口に戻る。山門から雉料理の松本亭を通って坂道を下る。車道に出て右折し新道を下る。10分程下ったヘアピンカーブのところに行宮遺碑へ下りる道を下りる。

JR関西線の線路に下りる

木津川公園
行宮遺碑への分岐を直進しジグザグに山道を下りる。10分程でJR関西線の線路に出て、線路を渡ってトイレに下り木津川公園の河原に下りる。岩があり綺麗な渓谷を見ながら休憩する。川沿いの東海自然道を西に進み笠置橋の南に上がって車道をJR笠置駅に向かう。