笠ケ岳 2898m 
北アルプス
平成15年8月2日〜5日
新穂高温泉から北アルプスの笠ケ岳に登る。途中の鏡池に槍ヶ岳が写る。尾根道は高山植物の花盛りでした。

コース   8月2日 9:00山科→名神・東海北陸道→清見IC→16:00新穂高中尾温泉たきざわ
      8月3日 6:30たきざわ→7:00新穂高温泉無料駐車場→8:30ワサビ小屋→9:00分岐→
           10:00秩父沢→11:50シシウドが原→13:00鏡平山荘
      8月4日 5:50鏡平山荘→6:45分岐→7:10弓折岳→8:30大ノマ岳→9:10秩父平→
           9:50P2667→11:00笠新道分岐(昼食)→12:25折戸岩→13:30笠ケ岳山荘→
           14:00笠ケ岳
      8月5日 5:35笠ケ岳山荘→6:00折戸岩→笠新道分岐→杓子平→11:00笠新道登山口→
           11:30新穂高温泉無料駐車場→中尾温泉→東海・北陸道→名神→20:00山科
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鏡池と槍ケ岳

シナノキンバイ

チングルマ

チシマギキョウ

お花畑

ハクサンチドリ

ヨツバシオガマ

笠ケ岳

クロユリ
加藤リーダーの山行に参加する。
  新穂高中尾温泉たきがわで一泊、翌日6:30に宿を出発、新穂高温泉の少し手前の無料駐車場へ辛うじて駐車。7:00に出発林道を進む。ウバユリ・シモツケソウ・クガイソウ・ノリウツギ・夏ツバキ・コキンレイカなどの花を見ながら1時間程でブナ林の中のワサビ小屋に着く。休憩後さらに林道を30分程の橋の手前を左に下り、岩がゴロゴロした河原を30分程進むと秩父沢に着く。木橋を渡ってソバナ・オトギリソウ・ミゾナスビ・カラマツソウ・ミヤマキンポウゲの咲くルートを50分程でシシウドが原着き、右折、雑木林の道を10分程で木のテラスのある池のほとりに出る。目の前に迫る槍ケ岳・穂高の雄大な景色を堪能した後2分程で鏡平小屋に着く。メンバーの一人が体調が悪く、今日の双六岳への予定を変更し、鏡平小屋で泊まることにする。時間があるので小屋の前で酒宴の一時を過ごした。夕方テラスのある池のほとりで池に映る夕映えの槍・穂高のすばらしい景色を楽しんだ。夕食後皆で表で都会にはない降るような星空を見上げていると銀河を横切る人口衛星を2つと大きな流れ星を見つけ感動。

 翌日は6時前に鏡平小屋を出発、笠ゲ岳を目指す。登り道のハクサンイチゲ・シナノキンバイ・チングルマ・コイワカガミなどの花を見ながら1時間程で分岐に着く。休憩後左の稜線を進む。チングルマ・シナノキンバイ・ツマトリソウ・ウメバチソウ・ミヤマダイモンジソウ・マツムシソウ・コバイケイソウ・アオノツガザクラなどの咲く尾根道を弓折岳・大ノマ乗越を通り大ノマ岳を巻いて2時間程で秩父平に着く。少し休憩後P2667に着くと笠ケ岳が行く手に見える。笠新道分岐の先で昼近くなり昼食とする。昼食後チシマギキョウ・ウサギギク・タカネヤハズハハコ・ハクサンチドリ・ヒメクワガタ・ヨツバシオガマの咲く尾根筋を1時間30分程で笠ケ岳山荘に着く。リユックを置いて15分程の笠ケ岳山頂に登ったがガスで景色は何も見えず、小屋へ戻った。夕方になるとガスが薄れ東に槍ケ岳・穂高、北に黒部五郎・薬師岳・水晶岳・鷲羽岳と北アルプスの山々の雄大な眺望を楽しんだ。

 翌日は5時35分に小屋を出発、笠新道分岐まで尾根筋を戻り、カールの杓子平へ下りる。カールは一面の花畑でチングルマ・ハクサンイチゲ・クロユリ・シナノキンバイ・コイワカガミの花盛りだ。カールを横切り笠新道の下りに入る。下山道にはトリカブト・ニッコウキスゲ・ササユリ・ハクサンフウロウ・ハクサンシャジンが咲いていた。岩の多い急な下り道を3時間程で登山口の林道に出た。(笠新道は下山口も登山口も地形図より北へ移動している)帰りは中尾温泉たきざわに戻り温泉で汚れと汗を流し帰路についた。