池河内湿原と山門湿原 
福井 敦賀市
平成15年5月11日
福井県敦賀市の山間にある自然豊かな池河内湿原と山門湿原を歩く。

【池河内湿原】 
加藤リーダーの山行に参加する。
  国道161号線の海津を経て疋田より8号線に右折し少し戻ったところから140号線に入り、刀根より笙の川に沿って北へ進み池ノ河内の県道沿いに池河内湿原は広がる。入口には案内板とトイレがある。笙の川の橋より左手に木道を進む。雨に煙った湿原に小川が流れ野鳥の声も多く、心が慰められる環境である。ミツガシワは2〜3花が残っているが盛りは終わっていた。カキツバタはつぼみも膨らみ1〜2輪咲き始めている。山々の若葉の緑と湿原の中のやさしい木立にサワオグルマの黄色の花が鮮やかに咲いていた。木道の終わりから入口まで引き返し、県道を歩いて見る。オオカメノキ、コバノガマズミ、ウワミズザクラなどの木々やカキドオシ、トキワハゼ、テンナンショウの野草が見られる。入口の案内板に戻り昼食にする。休憩後山門へ向かう。
 ルート図
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池河内湿原

ミツガシワ

カキツバタ

サワオグルマ
【山門湿原】
 国道8号線を南に進み286号線に入りしばらく行くと右手にある斎場の駐車場に車を止め、駐車場入口の山門湿原の看板に従い登山道を70m程登り、少し下ると湿原が始まる。北部・中央湿原は木々が多いが、南部湿原には一面のミツガシワで盛りは見事なことと思われる。ツクバネウツギ、チゴユリが咲いていた。ササユリはもう少しで咲き出しそうだった。湿原の南端まで行き、雨が降っているので引き返す、途中右手の展望台へ登ると湿原全体が見渡せる。雨の日の静かな湿原を堪能して、登り口まで戻り帰路についた。       ルート図     MAP

ツクバネウツギ

山門湿原

オオカメノキ