椿井城址と平群遺跡巡り
奈良
2018年6月24日
椿井城址の登山と平群町にある多くの古墳や御陵を周回する。今回は出発時間が遅くなり竜田川駅から歩いて平群中央公園で昼食を予定し、道の駅には寄らず椿井城址へ向かう。

 コース 近鉄竜田川駅→15分→鳥土塚古墳→20分→石床神社→10分→剣上塚古墳→5分→
      平群中央古墳(西宮古墳・城址)35分→30分→椿井春日神社→15分→椿井城址→15分→
      椿井春日神社→20分→春日神社→20分→船山神社→25分→三里古墳→10分→
      長屋王墓・吉備内親王墓→30分→つぼり山古墳→10分→近鉄平群駅
         合計 12.5km 4時間20分(休憩含む)
         鳥瞰図 ルート図 写真集 MAP  HOME
         

鳥土塚古墳

石床神社
近鉄竜田川駅を出て南側の踏切を西に渡る。住宅地の登り坂を6分程の標識で右折し釣り池の横の階段を上がると鳥土塚古墳に上がる。古墳からの展望は良く生駒山や信貴山が望める。平群地域最大の前方後円墳で全長60.5mあり、南側から古墳の中が見ることが出来る。釣り池の南側を西に進み車道に出て左折する。ブドウ畑や菊畑の中を10分程の標識で右折する。池に出て左に進み石床神社の標識で左折し少し登ると石床神社に着く。かって女性の病気の御利益があり近畿いちえんから多くの参拝者が訪れた。

西宮古墳

椿井春日神社
7分程の石床神社・鳥土塚古墳の標識で直進し新しい住宅地に入り標識を左折すると剣上塚古墳がある。残念ながら上には上がれない。石床神社・鳥上塚古墳の標識に戻り東に降りる。(株)ダイナの前の三叉路を右折すると平群中央公園がある。左上にグランドがあるが右の巻き道を進と西宮古墳がある。分岐を左に上がって緑一杯の公園の中を北に進み下垣内城址・弥生遺跡跡の東屋でお昼休憩を取る。西宮古墳に戻って東に進むと来迎寺と平群神社の前を通る。近鉄電車沿いに降りて右折し、保険福祉センターの先で川を渡り東に進む。椿井城址の標識のあるT字路を左折し、すぐ忠魂碑を右折する。何か所かの椿井城址の標識に従い上がっていくと椿井井戸の説明碑があり右に入ると椿井井戸がある。説明碑を左折すると椿井春日神社がある。お参りして境内の宮山古墳を見た後左奥から椿井城の大手筋を登る。

椿井城址からの景色

船山神社
10分程で峠に出て右折する(左の北城郭跡は整備中で立ち入り禁止になっている)。南城郭跡は見晴らしが良く、生駒山や信貴山が見渡せる。掘割を通って南側の巻き道を10分程下ると宮裏山古墳を通って椿井井戸に降りる。北に4分程の標識で右の小路に進む。家の横を通って最後に川を渡って車道に出てまもなく平等寺春日神社に着く。道は左に曲がって地蔵堂の角を右折する。車道を10分程で船山神社の標識を右折する。すぐ左折し6分程で右折し10分程登ると船山神社に着く。背後の矢田丘陵の中腹に船石という巨石があり、元はその傍に神社があったようだ。

三里古墳

長屋王墓
戻って北に10分程の分岐で左に進み四つ角に出て三里古墳の標識を北に上がると古墳がある。半分破壊されているが立派な古墳である。西に6分程で国道を渡り3分程でこじんまりした長屋王の墓がある。天武天皇の孫で水害や干ばつの時は税の免除をしたり新田の開発を奨励したりの善政を行ったが聖武天皇の崩御後藤原4兄弟の計らいにより抹殺された。

吉備内親王墓

つぼり山古墳
すぐ先には長屋王の妃の吉備内親王の墓もある。紀氏神社と楢本神社にも回る予定だったがカットしてつぼり山古墳に向かう。近鉄の線路を渡って左折し車道を渡って竜田川を渡る。つぼり山古墳の標識を左折し階段を住宅地に上がる。右の道を進み住宅地を下りて車道に出て左折しすぐ左のつぼり山古墳の説明版のある階段を上がると半壊した立派な古墳がある。石棺も半壊して残っている。車道に戻って役場前を通って10分程で近鉄平群駅に着いた。