白馬三山
北アルプス
平成25年8月7〜9日
加藤リーダーの白馬三山の山行に参加した。
前日白馬駅近くの民宿に宿泊し翌日猿倉に着く。小屋の情報では今年は雨が多く大雪渓に大きなクレバスが何本も出来ているので注意とのこと。

 コース
 一日目 猿倉→70分→白馬尻小屋→60分→葱平→60分→頂上小屋→25分
      →白馬山荘          合計 8km 7時間50分(休憩含む)
 二日目 白馬山荘→白馬岳往復40分→140分→杓子岳→90分→白馬鑓ケ岳→30分
      →鑓温泉分岐→160分→鑓温泉  合計9.5km 10時間20分(休憩含む)
 三日目 鑓温泉→70分→杓子沢→110分→小日向コル→50分→中山沢→60分
      →水芭蕉平→40分→鑓温泉登り口→15分→猿倉
                       合計 7km 5時間40分(休憩含む)
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猿倉

大雪渓とクレバス
登山したくをして山道を10分程上がると林道に出て左折する。林道を60分程歩いて白馬尻小屋に着く。少し上がって大雪渓に出てアイゼンを付ける。いきなり大きなクレバスが横切っていて左の山側を歩いて迂回する。

大雪渓

葱平
何本かのクレバスを迂回し1時間40分程で雪渓の終点に着く。葱平は大雨の為かルートが少し変わってしまっている。お花畑の花を楽しみながら70分程で頂上小屋に着いた。展望を楽しみながらしばらく休憩する。

白馬山荘

杓子岳と白馬槍ケ岳
800人程泊まれる大きな白馬山荘は目の前に見えている。稜線に上がって25分程で白馬山荘に着いた。夕食前、雲上のレストランで冷たいビールで乾杯する。翌日朝食後白馬岳を往復する。残念ながら山頂はガスで景色は何も見えなかった。白馬山荘に戻って杓子岳を目指す。行方には杓子岳と白馬槍ケ岳が望め、右には旭岳がすぐそばに見える。

杓子岳への稜線

杓子岳頂上
頂上小屋への分岐、旭岳分岐を過ぎ丸山のピークを通って70分程でコルに降りる。展望の良い杓子岳への稜線を40分程登った分岐を左に上がり(直進は杓子岳山頂を通らない巻き道)、20分程登ると杓子岳の山頂に立つ。振り返ればガスのかかった白馬岳と白馬山荘が絵のように見える。

白馬鑓ケ岳への稜線

白馬鑓ケ岳頂上
16分程で巻き道と合流し7分程でコルに降りる。両側が切落ちた稜線を70分程で白馬鑓ケ岳のピークに立つ。振り返れば杓子岳・白馬岳・旭岳が綺麗に見える。
 
鑓温泉分岐のコルへ下る
 
大出原
鑓温泉分岐のコルへの下り道からは目の前に天狗ノ頭と天狗山荘が見える。30分程で鑓温泉分岐に降りて左に降りる(直進は天狗ノ頭から唐松岳へ)。40分程で大出原のお花畑に出る。
 
クサリ場
 
槍温泉
鑓温泉手前の急斜面にクサリ場がある。岩が蛇紋岩で滑りやすいので両手でクサリを持って慎重に降りる。鑓温泉の小屋は平日に係らず満員に近い。大きな露天風呂で汗を流す(女性用の囲いのある温泉もある)。下のテント場には足湯もある。お風呂の後は冷たいビールで乾杯する。
 
大雪渓
 
小雪渓を渡り巻き道へ
翌日鑓温泉から少し下ると大きな雪渓に出て、今年は雪が多くアイゼンを付けて急斜面を降りる。杓子沢の小雪渓を渡ると巻き道を進む。
 
小日向コルの先でお花畑を下る
 
槍温泉登り口へ降りる
P1866を過ぎたところからルートが変わっていて地形図の破線を外れ50m程下る水芭蕉の多い池の傍に出て登り返して小日向コルに着く。小日向コルを過ぎるとお花畑の急斜面を降りる。中山沢を過ぎると傾斜は緩くなり樹林帯となる。水芭蕉平を通って鑓温泉登り口の林道に降りる。登ってきた同じ道を10分余りで猿倉に着いた。