五色ケ原(立山)
北アルプス
平成16年7月23〜25日
加藤リーダーの山行に参加する。
 遠くから見ると空に浮かんだ緑の台地に見える五色ケ原は、白い雪渓と赤い山荘の屋根とが一服の絵画の様に見え、山野草の花盛りとか。途中の展望も良く変化のあるルートで魅力的なコースである。

コース 24日 みくりが池温泉7:20→一ノ越8:20→富山大学立山研究所9:15→獅子岳11:40(昼食)12:10
         →ザラ峠13:10→五色ケ原山荘14:15           合計 8km    7時間
     25日 五色ケ原山荘5:45→ザラ峠6:20→獅子岳8:00→浄土山10:50→室堂12:30
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室堂 五色ケ原 雪渓 五色ケ原山荘
ハクサンイチゲ ミヤマリンドウ ハクサンチドリ ハクサンコザクラ

 早朝の室堂はカラマツソウ・エゾシオガマ・イワイチョウ・ウサギギクの花盛りで、空気も澄み気持ちが良い。みくりが池の向こうに雪渓の点在する雄山と浄土山が目の前に聳え、振り返ると蒸気の立ち上がる地獄谷の後ろに奥大日岳から大日岳の山並みが続くのが見え雄大な景色だ。

 みくりが池温泉を7時20分出発。石畳の登山路を1時間程登ると一ノ越山荘に着く。目の前に雄山が聳え、急斜面を登山者の列が一列に続く。遠く南の方には鋭角な槍ケ岳から穂高の山並みが見える。 少し休憩後一ノ越山荘の手前から右手に進む。40分程登ると龍王山の山頂下の富山大学立山研究所に着く。

 研究所の先からは遠く高い台地となった五色ケ原が浮かぶように見える。龍王山を巻いて240m程急斜面を下り鬼岳の西側の雪渓を横切りチングルマ・ミヤマリンドウ・ミヤマクワガタ・ハクサンイチゲ・コバイケイソウ・オトギリソウ・クルマユリ・ウメバチソウ・ツマトリソウ・ゴゼンタチバナ・タカネヤハズハハコ・ヨツバシオガマなどの山野草の咲く登山路を1時間程で獅子岳の山頂に着く。山頂からは目の下に青い黒部湖が見え、その後ろに針ノ木岳が聳えている。雄大な景色を楽しみながら昼食を取った。

 獅子岳からは急なガレ場の下りとなる。チングルマ・ハクサンイチゲ・トウヤクリンドウ・ハクサンチドリ・ヒメクワガタ・ハクサンシャクナゲの咲く崩れやすい道を1時間程下ってザラ峠に着く。 ザラ峠からは150m 程登ると平地となり道は木道となる。五色ケ原ヒユッテの前を通ってイワイチョウ・チングルマ・ハクサンコザクラの咲く平原の中を 30分程で今日の泊まりの五色ケ原山荘に着く。翌日は朝5時50分に山荘を出発、同じルートを戻り、途中浄土山から直接下り室堂に12時30分到着した。