北アルプス 平成14年8月3日〜5日
室堂の雷鳥沢ヒュッテに宿泊し、2日目は新室堂乗越から奥大日を通り展望の良い尾根道を大日岳まで歩き、大日平山荘にくだり宿泊。3日目は大日平を横切り牛の首から下りて、称名の滝に立ち寄る。山野草も多く気持ちの良い尾根道を歩くすばらしいコース
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室堂

イワイチョウ

コイワカガミ

チングルマ

ハクサンイチゲ

シナノキンバイ

タテヤマリンドウ

イワウメ

奥大日

ミヤマコゴメグサ
加藤リーダーの山行に参加する。 
山科大丸前を午前8時に出発、名神京都東インターり北陸道立山インターを出て国道6号線を進み、立山駅に午後1時30分に到着。駐車場はほぼ一杯でかろうじて駐車。ここからケーブル、バスで室堂ターミナルに午後3時30分着く。
 ここからみくりが池、地獄谷を通って今日の宿泊先の雷鳥沢ヒュッテを目指す。道々にはイワイチョウ、ヨツバシオガマ、コバイケソウ、キオン、ミヤマシシウド、ヤマハハコ、イワツメクサ、カラマツソウ、コイワカガミの花が迎えてくれる。雷鳥沢ヒユッテに午後4時30分到着。荷物を下ろして、雷鳥平に出ると目の前に剣御前小屋がかすかに見える。雄山は少しガスがかかっている。雷鳥平にはチングルマ、ウサギギクが多い。温泉に入って夕食後散歩に出ると、明日のコースの奥大日と手前の2つのピークが夕空にシルエットで聳えて美しい。

 翌朝午前7時に雷鳥沢ヒュッテを出発、奥大日を目指す。新室堂乗越えへの登り道にはチングルマ、ハクサンイチゲ、イワイチョウの花畑だ。新室堂乗越えから奥大日へは途中2つのピークのある見晴しの良い気持ちの良い尾根道で途中のピークから剣岳が良く見える。アオノツガザクラ、ゴゼンタチバナ、ハクサンイチゲ、シナノキンバイ、タテヤマリンドウ、ハクサンフウロウ、コバイケソウ、イワウメ、クルマユリ、トリカブト、ミヤマダイモンジソウ、カセイトソウの花やナナカマドの白い花が咲き乱れている。奥大日には午前9時40分着く。記念写真を撮影してしばらく休憩する。
奥大日からの尾根道にもタテヤマリンドウ、シナノキンバイ、イワウメ、エゾシオガマ、ヨツバシオガマ、シモツケソウ、ミヤマウツボグサ、マツムシソウ、ジンジソウ、トウヤクリンドウ、カライトソウ、ミツバオウレン、ミヤマコゴメグサ、メタカラコウ、キヌガサソウの花盛りだ。午前11時30分七福園に着く。少し早いがここで昼食とする。

 休憩後大日岳を目指す。中大日の山頂を過ぎると目の前に赤い屋根の大日小屋が見え、後ろに大日岳が聳えている。

大日岳
 大日小屋で休憩後大日岳を往復し、下山に掛かろうとした時、急に雨が降り出し急遽大日小屋へ戻り雨宿りをする。少し小止みになったのでカッパを着け下山に掛かる。岩の多い歩きにくい下山路だ。ツリカネニンジン、ソバナ、ミソガワソウ、アキギリ、ニッコウキスゲの花やサンカヨウ、ノブドウが青い実をつけていた。何度か沢を横切り午後4時大日平山荘に着く。
 
 翌日午前7時大日平山荘を出発、広い大日平を横切り牛の首より称名滝に下りる。午前9時30分車道に出て左折、10分ほどで称名滝の展望台に着く。昨日の雨で滝の水量は多く水飛沫がすごい。称名滝よりバス停までは15分ほど、途中ツリフネソウが咲いていた。
称名滝バス停よりバスで立山駅に戻り、自動車で亀谷温泉白樺ハイツにより温泉で汗を流し昼食後帰路に着く。

称名の滝