大普賢岳
 奈良 大峰
平成24年10月14日
かって行場であった窟や岩尾根を通り紅葉が始まった大普賢岳に登る。山頂は360度の展望で東に稲村ケ岳・山上ケ岳や弥山・釈迦ケ岳、西には大台ケ原が一望できる。

コース 和佐又ヒュッテ→20分→和佐又のコル→50分→笙ノ窟→70分→大普賢岳→13分
     →水太覗→60分→岩本新道分岐→20分→無双洞分岐→40分→和佐又ヒュッテ
      合計 9q 5時間20分(休憩込) 
         鳥瞰図 ルート図 写真集 MAP TOP 
       

和佐又ヒュッテ

崖道を進む
和佐又ヒュッテに車を置いて(\1,000)登山口への近道を上がる。キャンプ場に出て林道を進むと10分ほどで林道は終わり登山口に着く。緩やかな登り道を10分程で和佐又のコルに着く。分岐で右の道を進む(左は無双洞へ)。巨木ふれあいの道分岐、和佐又北ルート分岐を通って40分ほどでシタンの窟に着く。ここからは左側が落ち込んだ崖道を進む。

笙ノ窟

岩本新道分岐
ハシゴを上がって朝日窟を通って13分程で笙ノ窟に着く。祠があり役行者が開いた行場で西行なども訪れたとのこと。少し下って鷲ノ窟を通り5分程で岩本新道分岐に着く。

岩場を急登する

ハシゴ
その先で切り立った岩場を急登する。ロープやクサリを持って8分程で日本岳のコルに出る。左折しハシゴや鉄橋を通り8分程で石ノ鼻に着く。岩の上は展望が開け大台ケ原などが望める。

鉄の渡り廊下

大普賢岳山頂
何度かハシゴや鉄橋や鉄の渡り廊下を通り岩尾根を登る。10分余りの小普賢岳分岐から急な下りとなり巻道を通り再びハシゴを何度か登り30分程で奥駈道に出て左折し、5分程登と大普賢岳の山頂に着いた。山頂は360度の展望で西側には目の前に稲村ケ岳と山上ケ岳が見える。その左に弥山、八経ケ岳があり、その左奥には釈迦ケ岳が見える。東側には大台ケ原や又剣山等が一望できる。

稲村ケ岳と山上ケ岳

水太覗
景色を楽しんだ後、水太覗に下りる。急斜面を下り13分程で東側が開けた水太覗に下りる(標識は無い)。振り返ると大普賢岳が紅葉に色づいていた。谷間には小普賢岳や日本岳が見える。すぐの分岐を右折し細い巻道を北東に進む。歩く人が少ないのか薄い踏み跡を10分程で奥駈道の分岐に戻る。下りは同じ道を岩本新道分岐まで戻り、右折し無双洞分岐に下りる。ジグザグ道を20分余りで無双洞分岐に着く。左折し緩やかな巻道を25分程で和佐又のコルに着く。ここからは登りと同じ道を15分程で和佐又ヒュッテに戻った。