大仏鉄道遺構廻り
 奈良 京都山城
平成23年2月20日
明治期加茂から奈良までの汽車が走った大仏鉄道は大仏詣でで賑わったが、その後関西線の線路変更で廃線となった。廃線跡には現在でもところどころに赤レンガのアパット(橋台)等が残る。

コース JR奈良駅→20分→大仏鉄道記念公園→50分→鹿川トンネル→30分→梅谷→
     45分→鹿背山不動→25分→観音寺アパット→40分→Jr加茂駅
      合計 13.5q 4時間40分(休憩込) 
         ルート図 写真集 MAP TOP 
      

大仏鉄道記念公園

鹿川トンネル
JR奈良駅を出て駅前の通りを北に向かう。大道りに三叉路に出て北に渡りすぐ東の西方寺の西側の船橋商店街のアーチを北に進む。20分程の佐保川の護岸に大仏詣での石版が残る。すぐ北に大仏鉄道記念公園があり車輪のモニュメントがあり、大仏鉄道の説明がある。右斜めの道をとり5分程の法連交番のあたりにかって大仏駅があり大仏詣でで賑わったとのこと。信号を渡り4分程の消防署の角を右折し、2分程で車道にで左折する。鴻ノ池の横を通って10分余りで高いアンテナのある奈良テレビの前を通る。廃園となった奈良ドリームランドのの先の高い陸橋のあたりにかって黒髪山トンネルがあったが今は跡形もない。まもなく緩やかな下り坂となり6分程で左に元正天皇陵、右手に元明天皇陵がある。元正天皇陵に寄ってルートに戻り10分足らずで国境食堂がある。その先の四つ角で左に下りて、畑を回り込んで川沿いに車道の方に戻ると鹿川トンネルがある。線路の下に作られた水路の為のトンネルの様だ。

赤橋

梶ケ谷トンネル
車道に戻って5分程で木津川市に入り、カタツムリの様な配水槽をとおり関西研究都市ハーモニーシティに入りその先の四つ角を渡り左の階段を下りて回り込むと松谷川トンネルがある。入り口はフェンスがされ中には入れない。車道に戻って6分程の信号のある三叉路を右折し7分程で梅谷の四つ角に着く。ここに井関川橋台跡があるとことだかどこにあるか分からない。直進の少し細くなった里道を進む。まもなく左が工事中の大きな造成地となる。特別養老所の先の分岐で右下に下りると美しい赤橋がある(上は車道)。赤橋を潜って4分程進むと大仏鉄道廻りの標識があり右奥に梶ケ谷トンネルが見える。そのまま3分程進んだ川に廃レールを使った橋がある。標識までもとり左折し畦道を東に進むと梶ケ谷トンネルに着く。どちらのトンネルも里の景色に溶け込んで今にも上をSLが通りそうだ。梶ケ谷トンネルをくぐって回り込み上がるととゴルフ場入り口の傍に出る。

鹿背山不動

鹿背山アパット
その先の三差路を左折すると山際に鹿背山不動が見える。境内で休憩しょうと階段を上がるが山門傍の杉がびっくりするぐらいの実をつけていて花粉が心配でお参りせず退散する(今年は噂通り花粉の量が多い様だ)。4分程の三差路にグリーンハウス造園がある。左の道が加茂駅、直進×の標識があるがルートは直進する。3分程で鹿背山アパットに着く。用水路となっていてこの上を汽車が通っていた。2分程で左に踏み跡があり、左折する。急線路跡を越え朽ちた橋を渡って草の茂る細い道を北に向かう。5分程で池の畔に出てまもなく関西線の線路に出る。

観音寺小橋台

観音寺アパット
線路沿いの道を東に6分程進むと舗装道に出て観音寺小橋台がある。フェンスがされ通れない。その先2分程で観音寺アパットに着く。現在の関西線と並行していて、奥に関西線が見えている。アパットをくぐって農地の中の道を北に進む。石部川沿い道となり7分程の橋を右に渡って畦道を東に進む。5分程で道は直角に北に曲がり、次の四つ角を越え中学校の西側を通って赤田川に出る。橋を渡って右折し、川沿い道を東に進む関西線の踏切を渡ってその先で左折する。

SL C5756

赤レンガ小屋
小学校の南側で左折し線路沿い道を北に進む。学校のグランド脇にSL C5756が置かれている。道は右に回って車道に出て左折する。踏切を渡ってJR加茂駅の傍に赤レンガ小屋がある。線路側に回ると出入り口がある。小屋の前にはオオイヌノフグリが青い花が咲いていた。