ブンゲン山(射能山) 1259.7m 滋賀   平成15年9月21日
奥伊吹スキー場からブンゲン山を周回する。山頂は360度の展望で北伊吹の尾根が見渡せる。

コース 若竹荘9:45→沢を渡岸10:10→尾根道→ブンゲン11:50→甚吉岩12:20→第10ペアリフト上部12:30→
     天狗岩12:50→しゃくなげゲレンデ13:00→13:20若竹荘
            鳥瞰図     ルート図    MAP   TOP  

       
ツリフネソウ トリカブト サラシナショウマ 山頂の展望 ヒキオコシ
甚吉岩 オトコエシ アキノキリンソウ 天狗岩 ヨメナ
加藤リーダーの山行に参加する。
 50%の降水確率の中、京都を出発。米原ICを出てR21の一色交差点より真っ直ぐ北上し奥伊吹スキー場の若竹荘(TEL 0749-59-0020)に9:30到着。登山の準備を始める。若竹荘の周りにはツリフネソウがあちこちに咲いている。若竹荘の裏から小さな起伏を超えたところから谷沿いに6分程川上から渡岸する。川岸にはトリカブトが咲いていた。3分程川筋を戻った処に登山口があり看板がある。周りにサラシナショウマが白い大きな花穂を出していた。ここから尾根道伝いにブンゲン山頂に直接ルートで登りつめる。登り道にはイワウチワの葉が多く見られる。傾斜のある尾根道を上るに従いブナとリョウブの木が多くなる。1000m過ぎからは背より高いササが生い茂り、道が分りずらくなる。登山口より2時間程でブンゲン山頂に着いた。

 山頂は360度の展望だが、あいにくの小雨でガスに覆われ残念ながら見とおしは良くない。かすかに南に虎子山から伊吹北尾根に続く尾根道が見渡せる。山頂で軽食を取り少し休憩後一般道を北東に進む。道は広く分りやすい。ヒキオコシの咲く道を20分程で大きな甚吉岩に出る。甚吉岩より10分程で道は分れ左の道を少し行くと第10ペアリフトの上に出る。オトコエシやアキノキリンソウの咲くゲレンデを下りて行くと途中大きな天狗岩の横を通り第8パラレルリフトに降りる。ヨメナやヒヨドリソウの咲く広いしゃくなげゲレンデを20分程で若竹荘に戻った。若竹荘で薬草風呂(\300)に入り汗を流した後、ネマガリタケ、ジュズダマ、コシアブラのくるみ合え、イタドリの煮物、ゼンマイ、わらび、花ザンショ、ウワバミソウなどの山菜料理とイワナのサシミと塩焼き(料理\3,000)などをいただいた。一日小雨の天気だったが奥伊吹の豊な自然とお風呂と美味しい料理に満足の一日でした。