西赤石山 1,626.1m  
四国
平成16年5月14〜16日
ピークにはアケボノツツジが山頂一帯を赤く染めるという西赤石山と山野草の多い花の百名山の東赤石山を15日と16日の2日に分け登る。

コース 登山口6:45→接待館跡7:00→ダイヤモンド水7:30→歓喜坑8:20→銅山越8:40→西赤石山10:15
    物住頭
11:05→西赤石山11:5512:15(昼食)12:50→銅山越13:45→ダイヤモンド水15:00
    登山口
15:25      合計 16.3km8時間40

           鳥瞰図    ルート図    MAP   TOP   

クマガイソウ 接待館跡 アカモノ ダイヤモンド水
西赤石山 ツカザクラ 前赤石山 ギンラン

加藤リーダーの山行に参加する。
ピークにはアケボノツツジが山頂一帯を赤く染めるという西赤石山と山野草の多い花の百名山の東赤石山を
15日と16日の2日に分け登る予定で京都を出発。松山道の三島川之江ICを下りてR11R319を通り筏津を目指す。途中富郷ダムと瓜生野のクマガイソウの群落(個人の庭)、森林公園ゆるぎの森(大藤棚と山野草園)に立ち寄り夕方宿の筏津山荘に到着する。山荘は裏山の滝と斜面一面のキレンゲショウマ( 7月中旬が満開)と筏津廃坑がある。夕方の天気予報では3日目は雨とのことで、2日目の明日に西赤石山から東赤石山を1日で縦走することに予定を変更し、夕食後早々に就眠する。

 翌朝 車で日浦の登山口(トイレ有り)に移動し登山準備をして6時45分に登り始める。20段程の階段を上がり、緩やかな登り道を円通寺跡・小足谷集落跡を通り20分程でレンガ塀のある接待館跡に着く。道脇にはアカモノが咲いている。小学校跡・劇場跡を通り30分程できれいな水が墳出するダイヤモンド水に着く(トイレ有り)

 休憩後精錬所跡・蘭塔場・歓喜坑を通り50分程で銅山越に着いた。左手の小ピークからは南に三ツゲ森、東には目指す西赤石山が良く見える。休憩後峠を右折し尾根筋を進む。ミツバツツジ、ハタザオ、マイヅルソウの花や岩場のツガザクラの群落等を見ながら30分程で西赤石山に着く。残念ながら期待のアケボノツツジは先の冷え込みで花がほとんど残っていない。天候は次第に雲が多くなり風も強くなってきたがとりあえず物住頭まで行くことにして開けた尾根道を50分程で物住頭に着く。

 目の前には前赤石山の荒々しい岩峰が聳えている。風は時に吹き飛ばされる程強い。この強風ではこの先の岩場のルートは危険なので縦走は諦めることにして、ここで引き返すことにする。50分程で西赤石山まで戻るが風が強く山頂を西に少し下った林の中で昼食とする。帰りは蘭塔場手前の分岐を左にとりギンランの花を見ながら高橋精錬所跡を通りダイヤモンド水を経て1525分に登山口迄もどった。

 翌日は予報どおり朝から雨となり、登山は諦め、住友の森フオレスターハウス(山野草が多い美しい庭がある)に寄り、マインドピア別子(鉱山観光と山野草園)で昼食をとって、新居浜インターより帰路についた。